ある日の夕方、ポメラニアンの肌の異常に気づく
2日前の夕方、ポメラニアンを撫でていたら手にカリッとしたものが当たりチェックしてみるとお太もものあたりに黒い塊がついていました。
Pooかと思い、少しカリカリしてみましたが取れません。
お風呂に連れて行きお尻を洗ってお湯でふやかしてみましたが取れないので、とりあえず乾かそうと思い風を当ててブラシをしていると、同じようなものがあと3箇所見つかりました。
“これは昨日は確実になかったものだ。“
1つはすごく目立つ位置、お尻の穴の上しっぽの付け根に1つ。
それから左右のお尻のほっぺに1つずつ。
何か病気になってしまったのか汗が止まりません。
日本のよくポメラニアンを知っている知り合いのトリマーさんにすぐ連絡したら
「よくある肌トラブルでシーズーに多い」と聞き、
その後調べていくうちに“膿皮症“ではないかと思いました。
ムシムシして暑い時期になりやすく、
もともと身体に存在している菌が、免疫が下がっているときに悪さをしてしまうと言うものでした。
改善に向けて
ひとまず大きな病気でないだろうと言うことにほっとし、
家庭でできる対策をいくつかしてみました。
1、ひば油を薄めてスプレー
殺菌と新しいスポットができないように防止策です。
2、亜麻仁油の入ったみつろうクリームを湿布
そのまま一晩過ごしました。
朝起きてチェックしてみると、私が昨日Pooだと思って取ってしまったかさぶたのところ(お尻の穴の上、しっぽの付け根の場所)が昨日よりも少しぷっくりと腫れていました。
しばらくしているとポメラニアンの鳴き声が…
再びチェックしてみると、どうやらその場所を自分で掻いてしまったらしく、血が出ていました。
とりあえずお尻をきれいにして、エリザベスカラーを装着。
抱っこしてポンポンと落ち着かせる。(でも私が一番落ち着きたい)
動物病院に電話
あまり病院に行くのは気が進みませんでしたが、自分が落ち着きたいがために連れていくことにしました。
病院の営業時間までもう少し時間があるし、シンガポールはまだサーキットブレーカーのフェーズ2。
アポイントなしで病院に連れて行くことができません。
病院が開いた時間になったので
私のつたない英語で伝わるのか不安でしたが、緊急事態なのでメールではいけないと思い電話をしました。
ポメラニアンの様子に動揺していたため、普段よりも言葉が出てこない。
あー、えー、など言っているうちに電話の向こうから
「Japanese?」と聞いてくれ、すごく簡単な英語でアポイントをすぐにとってくれました。
やはりこの病院は日本人医師がいなくても気の利く看護師さんがいます。
やりとりをしているうちに私も少し落ち着いてきて、どんな症状があるのか簡単に伝えることができました。
時間になりお得意のGojeckを呼び、ポメラニアンをキャリーに入れてタクシーに乗り込みます。
診断の結果
やはり肌の感染症と言うことでした。
どの菌の感染かは調べてはいませんが、やはりシンガポールで一般的な病気のようでした。
洗浄液と軟膏をもらい再び帰宅。
家を出た時からたった1時間の通院でした。
日本のトリマーさんに相談したところ、やはり免疫力の低下と言うことなのでお薬で治すよりも、身体の調子を整えてあげることが1番と言うことでした。
必要な栄養素はケイ素(シリカ)そうで、取り入れやすい液体のもので成分をトリマーさんにチェックしてもらい、1番濃度の高いものを購入しました。
患部に直接塗るのも有効なそうなので、しばらくは病院で出された洗浄液と軟膏、ケイ素を食事に混ぜるを続けたいと思います。
(病院で出されたお薬は飲ませません。)
バナナのエリザベスカラーが似合ってるね^^
どうして膿皮症に?
私の見立てではありますが、恐らくストレスかと^^;
身体に元々いる菌が悪さをするこの病気、人間の私にもよく似た経験があります。
いつも決まったドッグフードなので栄養バランスに偏りは無いはず。
このポメラニアンはメンタルが少し弱いところがあるのですが、先日慣れない”ひとりぼっちのお留守番”をさせてしまい、しばらく泣いていました。
ごめんよ^^;
しかし消毒と塗り薬、ケイ素を3日してやると痒そうなそぶりはなくなり、すっかりよくなりました。
あまりお薬をつかうのは好きでは無いのですが、病院に連れて行って診断してもらえるとやっぱり落ち着きますね。
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